太陽光発電及び蓄電池システム完備による自然災害に強いサスティナブルで強靭な山カフェを目指して

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みなさまご承知のとおり、近年大規模な自然災害が頻発しています。これは日本だけではなく世界的、地球規模の現象です。異常気象により珈琲生豆をはじめとした農産物の価格は上昇し始めています。

それらの原因は、温室効果ガスによる温暖化の影響と言われておりますが、当カフェ山岳気象研究所では、人口の多い発展途上国の都市部を中心に自動車や家庭用エアコンなどの普及率が上がったことで大気中に吐き出される水蒸気(水)の量が増えたことの方が直接的な影響は大きいだろうと分析しています。大気中に排出された水は水蒸気となって上空に雲を形成し、そして気圧の谷を形成し、さらには条件が重なれば台風やハリケーンあるいは爆弾低気圧を発生させます。そして水は大雨となって再び地上に降り注がれます。これはサイクリックでリピータブルな(繰り返しの)現象であり、惑星レベルのエコシステム(生態系)としてのダイナミックなメカニズムと認識すべきです。

もちろん、我々には前述した惑星レベルの大自然の営みに真っ向からあがなう術はありません。しかし、日頃から防災・減災のための準備を行うことは可能です。

大規模災害に襲われた場合、各種インフラが寸断される事態が想定されます。そのような場合、いざとなれば。通信は光回線が切断されても衛星通信システムや無線機等のバックアップ通信手段を装備してあります。ガスはプロパンガスによりオフグリッドされています。そのガスすらも使用不能になるような事態であっても、周囲の山には燃料となるたくさんの薪があります。水は目の前の清流に大量に流れています。食料についても、いざとなれば山に季節ごとに豊富に山菜・キノコ・果実・木の実などが自生していますし、鹿肉や猪肉なども調達できます。

とした時に、あとは今の時代、インフラの中で最も重要となってくるのは電気の供給です。大規模土砂崩れや地震等で送電網が破壊された場合、広域停電が発生し、その復旧までにはかなりの時間を要する事態になることも想定されます。

そこで、当カフェではいざという時に地域社会を支えられるレベルの自然災害に強いサスティナブルで最も強靭な山カフェとなるべく、この度、結構な規模の太陽光発電及び蓄電池システムを完備し、この夏より稼働を開始しました。

当カフェの電気は太陽からの恵です。

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